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RaspberryPiでファイルサーバ構築#3 2020.11.03
久しぶりの記事の更新です。
前回の記事で、USBブートの対応がうんぬんかんぬん言いましたが、USBメモリのランダムアクセス性能がいまいちというのもありそうです。
ネットで調べると、SSDでUSBブートしている人などもいますので、単純にUSBの性能がいまいち説があります。(ネットのはmicroSDカードを介してからOS起動していますが)。
SSDを購入して、ファイルサーバを構築してもよいのですが、ファイルサーバでそこまで重たい処理をするつもりはないので、microSDカードで構築していきたいと思います。
気が向いたら、SSDに変更するかもしれません。
変更後のアイテムは以下の通りです。
・RaspberryPi4 Model B 8GBモデル
・RaspberryPi4 専用ケース
・LANケーブル(CAT.6)
・microSDカード(SanDisk Ultra 32GB)
・HDD(TOSHIBA製(8TB))x2
・SATA USB3.0変換アダプタ
・USB type C type Aケーブル
・USB ワイヤレスキーボード
・microHDMI-HDMIケーブル
・ディスプレイ
使用するHDDは、8TBの2つにしました。
2つにしたのは、RAID1にしようと思ったからです。
特に、大事なデータがとかはないですが、ファイルサーバを組むなら信頼性を高めたいなと思ったのでそうします。
また、今回購入したSATA USB3.0変換アダプタには、USB給電端子があるので、そこからRaspberry Piの電源を供給したいと思います。
それでは、早速、microSDカードにUbuntuをインストールしていきます。
前回までに使用したRaspberryPiOSインストーラを使用していてインストールします。
※2020.10.22にUbuntu Desktop 20.10がインストールできるようになっていますが、サポート期限などを考えたときにLTSのUbuntu Server 20.04 LTSの方が個人的に思い、そちらを利用することにしました。






インストールが終了したら、microSDカードをRaspberry Pi 4に差し込んで起動します。
このときに、Raspberry Pi 4には、インターネットに接続できる有線LANを接続しておいてください。
起動して、一時放置したら、Loginを尋ねられます。
IDとパスワードは、どちらとも「ubuntu」です。パスワードは入力しても文字が出ませんが、入力できていると思ってください。
Login inccorect
Ubuntu login : ubuntu
Password:
パスワードまで入力した後に、パスワードの変更を求められます。
再度、ubuntuと入力してEnter後に新しいパスワードを設定します。
You are required to change your password immediately(administrator enforced)
Changing password for ubuntu.
Current password:
New password:
Retype new Password:
この後に、ずらっと、いろいろ流れて、コマンドが入力できるようになります。
アップデートをしていきます。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get full-upgrade
$ sudo reboot
再起動後に、ログインして、ubuntu desktopをインストールしていきます。
これには、ものすごく時間がかかります。
寝る前などに実行して、朝に確認するというようにした方がいいと思います。
$ sudo apt-get install ubuntu-desktop
$ sudo reboot
今日は、ひとまずここまでにして、また後日にデスクトップ化したUbuntu Severで設定をしていきたいと思います。
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