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リモートリポジトリからcloneし,ソースコードを編集したり,ファイルを追加したりした後には,その情報を保存する作業が必要になります.情報を保存する動作のことをcommitといいます.このローカルリポジトリ上で行ったcommitをリモートリポジトリにアップロードをしなければ,リモートリポジトリの更新はされません.この動作をpushといいます.今回はその手順について解説します.
目次
・Gitコマンドによるcommit
・Gitコマンドによるpush
・VSCodeによるcommitとpush
Gitコマンドによるcommit
ローカルリポジトリ内で編集した内容をcommitするには以下のように行います.
git add .
git commit -am "コメント"
git addの後に「.」がありますが,忘れないようにしてください.1行目が,すべてのファイルをGit管理対象に含めるものになります.新しいファイルがない場合には入力しなくてもOKです.2行目のほうが実際にcommitを行っている部分になります.コメントと書かれている部分に,どのような変更を行ったかなどの情報を入力を入れておきます.
Gitコマンドによるpush
実際に編集したデータをリモートリポジトリにアップロードすることをpushといいます.pushは以下のようにして行います.
git push origin ブランチ名
ブランチについては,後日解説します.初期設定では,mainかmasterに設定されています.
VSCodeによるcommitとpush
VSCode上でも,commitとpushをすることが可能です.commitは以下のように行います.(VSCodeでローカルリポジトリのディレクトリを開いておく.)
commitを行うと「変更の同期」というボタンが出てくるので,それをクリックするとpushすることができます.