誤差伝搬の式(誤差伝搬の法則)

 HOME->講習会->システム計測制御工学セミナー


 モノを計測した際には,必ず誤差が含まれる.この誤差を含んだ状態で,ほかの値を計算して求めるときには,どれだけの誤差が伝搬するのかを考えなければならない.そのときに,伝搬する誤差を定量的に求めるものとして,誤差伝搬の式がある.
 誤差伝搬の式は以下のように表される.ただし\(\sigma, y(x_n), x_n, \sigma_{n}\)は,計算後の誤差値,計算時に使用する関数,関数内の変数,各計測部の計測誤差である.

$$\sigma = \sqrt{\sum \left( \frac{\partial y(x_{n})}{\partial x_{n}} \right)^{2} \left( \sigma_{n}\right)^{2}}$$

例えば,面積のような,2つの計測値を用いて計算するようなものであれば,以下のように表される.

$$\sigma = \sqrt{\left(\frac{\partial S}{\partial x}\right)^2{\sigma_{x}}^2+\left(\frac{\partial S}{\partial y}\right)^2{\sigma_{y}}^2}$$