RaspberryPiでファイルサーバ構築#1

※旧サイトから移植したページです

Raspberry Piでファイルサーバー#1 2020.10.18

この記事の内容と構成を変更しています。
2020.11.03の記事に更新したバージョンを掲載しています。
そちらを参照してください。
RaspberryPiでファイルサーバ構築#3 2020.11.03
(2020.11.02 記載)

RaspberryPiでファイルサーバを構築していきたいと思います。
最近、RaspberryPi4のUSBブート対応のファームウェアが出たようなので、USBブートすれば、ある程度高速処理ができると思うので、今回はUSBブートを使ってRaspberryPiを動かしていきたいと思います。
使用する予定のものや必要そうなものなどを以下に示します(一部リンク付き)

・RaspberryPi4 Model B 8GBモデル
・RaspberryPi4 専用ケース
・LANケーブル(CAT.6)
・microSDカード(Kingston製 16GB)(家に転がってたもの)
・microSDカード USB変換アダプタ(必要があれば)
USBメモリ(BUFFALO製 32GB)
・HDD(ファイルサーバに適用するもの)

とりあえずは、これらを使って構築を進めていきます。足りない場合には、随時、追加していきます。

RaspberryPi4のUSBブートの有効化

RaspberryPi4は通常、SDカードからしか起動できませんが、ファームウェアをアップデートするとUSBブートを有効にすることができます。
RaspberryPi OSをSDカードにインストールしていきます。以下のURLから、自分の環境にあったRaspberry Pi OSインストール用のアプリをインストールします。
私はWindows版で進めていきます。

https://www.raspberrypi.org/downloads/

ダウンロードして、インストールしたら起動して、microSDカードにRaspberryPiOSをインストールしていきます。
「CHOOSE OS」->「Raspberry Pi OS(Other)」->「Raspberry Pi OS Lite(32 bit)」->「CHOOSE SD CARD」-> SDカードを選択します(今回はGeneric Mass-Stirage USB Device)->「WRITE」

インストールが完了したら、microSDカードをRaspberryPi4に差し込んで起動します。
起動が完了したら、コンソール画面での作業になります。初期アカウント名は「Pi」、パスワードは「raspberry」です。
コマンド入力可になったら、以下のコマンドを実行して、ソフトウェアアップデートを行います。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get full-update

上記が完了したら、以下のコマンドを実施して再起動します。

$ reboot

再起動後に、再度ログインして、以下のコマンドを実行してRaspberryPiの設定画面を開きます。

$ sudo raspi-config

画面を開いたら、「3.Boot Option」->「Boot Order」->「E1 Lateat Use the latest version boot ROM software」->「YES」->「Finish」でUSBブートの設定が終了です。
確認のために以下のコマンドを実行して以下のようになることを確認してください。

$ vcgencmd bootloader_version
Sep 3 2020 13:11:43
version c305ZZ1a6d7e532693cc7ff57fddfc8649def167 (release)
timestamp 1599135103

出力が「Sep 3 2020」以降であればOKです。
以下のコマンドを実行してRaspberryPiの電源を切ります。

$ sudo poweroff

本日はこのくらいにしておきます。また、この続きを書きます。


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