RaspberryPiでファイルサーバ構築#4

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RaspberryPiでファイルサーバ構築#4 2020.11.08

今日は、UbuntuServerの設定をしていきたいと思います。
前回までのセットアップを済ませた状態でRaspberryPiに電源を入れると、UbuntuServerを起動するとデスクトップ用で起動します。
初期起動時には、Livepatchの登録などを促す画面が登場しますが、適当に設定してください。(私はすべて、何もいじらずにNextを押しました。)

また、このままでは、英語の環境になっています。英語の環境のままでも操作できる人ならそのままでもよいかもしれませんが、私のような英弱にはつらいので、日本語化していきたいと思います。
Terminalを起動して、以下のコマンドを実行します。キーボードはUS配列と呼ばれるものになっているので少々入力が難しいですが、コピペするなり、目当ての記号を根気よく探すなりしてください。

$ sudo apt-get install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-kkc
$ sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"
$ source /etc/default/locale
$ echo $LANG
ja_JP.UTF-8
$ sudo apt-get update
ヒット1:・・・

apt-get updateコマンドを実行すると日本語で表示がされていることが確認できます。Terminalで「reboot」コマンドを実行して再起動します。
再起動すると、ホームディレクトリのフォルダ名を変更するか尋ねられます。基本的には全角文字を含むものは、プログラムを実行したときにエラーを出す場合があるので、英語のままにしておきます。

ここで、再度「reboot」コマンドをTerminalから実行して、再起動します。
再起動すると、デスクトップアイコンが日本語になっていると思います。
次に、キーボードを日本語配列に変更していきます。
Terminal(端末)で以下を実行します。

$ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

実行すると、キーボード配列を設定する画面になります。
「Generic 105-key PC (Intl.)」⇒ 「Japanese」⇒ 「Japanese」⇒ 「キーボード配置のデフォルト」⇒ 「コンポーズキーなし」⇒ 「はい」 というように設定しました。

その後、console(端末)で以下のコマンドを実行します。

$ gnome-session-properties

GUIで設定する画面になるので、「追加」⇒「コマンド(M):setxkbmap jp」⇒「追加」として、ウインドウを閉じます。

以下のコマンドを実行します。

$ setxkbmap jp

以上で日本語配列となります。
ひとまず、今日はこのくらいにして終了にしたいと思います。
次回に、ファイルサーバの設定をしていきたいと思います。


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